読解力とは、単に国語の文章を読み取る力だけではありません。
文部科学省によると
『自らの目標を達成し,自らの知識と可能性を発達させ,効果的に社会に参加するために、
書かれたテキストを理解し,利用し,熟考する能力。』
と定義し、またPISA調査(OECD学力調査)については、以下をねらいとして調査を行っています。
『文章のような「連続型テキスト」及び図表のような「非連続型テキスト」を幅広く読み、
これらを広く学校内外の様々な状況に関連付けて,組み立て,展開し,意味を理解すること』
(「文部科学省、PISA調査における読解力の定義、特徴等」より抜粋)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku/siryo/1379669.htm
つまり、文学的文章や科学的論文、新聞やエッセイなど、あらゆるテキスト(文章だけでなく図表も含む)を読むだけではなく、利用し、熟考することまでを「読解力」と定義しています。
よりお子様の現実生活に落とし込めば、
「前に習ったことを応用して答えられた。」
「絵を描いて整理したら、わかった。」
という地頭の良さと言い換えることもできます。そして、「わかる」だけでは不十分です。
情報が氾濫するインターネット社会では、どの情報を取捨選択するかも今後の社会活動に大きな影響を及ぼします。
そのためには、これまでの日本の教育、または依然として払拭が難しい「偏差値教育」や「暗記」だけでは、
お子様の「考える力」「判断力」を養うことは難しいでしょう。
当塾は、このような現代社会において、
「多読する」
「要約する」
「要点を絞る」
「短文に書き表す」
「接続詞を自由に操る」
トレーニングを通して、読解力向上と自立に向けて励んでまいります。